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子供と一緒❤️スイスの歩き方🇨🇭ルツェルン&ピラトゥス山

ハロー!ドイツ・ハンブルク在住のユキです。

(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻‍♀️)

この数日ブログに私の高齢妊娠の体験談を綴っていたところ、パソコンやiPhoneの画面の色んな場所に某青汁会社の広告が現れる現象が起きています…。

「高齢」って言葉を何度も使ったから、広告が自動的に表示されてるのはわかるんですが…

🧏🏻‍♀️「オイオイオイ!まだそんなに老いてないぜ〜!」💦

でも、記事に沢山のアクセスをいただきまして、とても嬉しく思っています❤️w

(そんな私の高齢妊娠・出産のお話はコチラです🧏🏻‍♀️)

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さて!今回は久しぶりに、少し前に行ったルツェルン(Luzern)ピラトゥス山(Mt. Pilatus)の旅の記録です。

旅の工程です。

上の写真のようにルツェルンからピラトゥス山を回るルートを「Golden Round Trip」とか「ゴールデン周遊」と呼ぶらしいです。

ゴールデンて… ちょっと自分でハードル上げてないか?(と、私は正直思った🧏🏻‍♀️)

でも、実際に行ってみると、とても美しいスイスらしい風景や街並みを楽しめました。

名前負けしてない、ゴールデンな旅になったので皆さんにオススメします!

①ルツェルンからフェリーで湖クルーズ

電車でルツェルン駅に到着すると、駅の向かいにあるフェリー乗り場へ向かいました。

ここでアルプナハシュタット(Alpnachstad)行きのフェリーに乗ります。

スイスはどこに行っても水が綺麗❤️
ゴールデンってココにも書いてある…。
この時はまだ懐疑的でした。

フェリーの中は上の写真のようにバリアフリーで、バギーや車椅子でも移動できるようになっています。

(👶🏻フェリーの中のトイレには赤ちゃんのオムツ替えテーブルも有りました!)

フェリーから見えるルツェルンの街並みはとても綺麗です。
湖畔の景色を楽しみました。

1時間ほどのフェリーの旅です。湖畔の景色の美しいこと😍 ピラトゥス山に近づくに連れて、改めてその山の大きさを実感しました。

②最大勾配480%!ピラトゥス鉄道

フェリーから降りると、すぐにピラトゥス山頂へ向かう登山鉄道の駅があります。

ピラトゥス山にはドラゴンが住むという伝説があり、至る所にドラゴンの絵があります。

こちらのピラトゥス鉄道は、世界一急勾配な登山鉄道なのです。

最大勾配480%!これは1メートル前に進むと48cm登ることです。

参考までに、あの箱根登山鉄道の最大勾配は80%ですから、どんだけ〜!(もう言わない?😂)でしょ?

古いレトロ調の車内がいい味出してます❤️

(※現在は新型車両に変わっています。)

勾配ありすぎて、電車の車体が階段状になっていますが、乗り心地は良かったです。

(👶🏻ここも子連れに親切でした❤️車両の一番前と後ろに運転席があるのですが、使用していない方に鉄道スタッフがバギーを折り畳んで乗せてくださいました。上の写真では車椅子の方も乗車されていますね。)

そして車窓からの景色がイイ!牧歌的!🇨🇭

どんどん登っていきます。

牛飼いの様子が見られました。
下の方には別の列車が登っているのが見えます。
赤い車体が緑に映えます。
体力に自信のある方は、登山鉄道に乗らず徒歩で登山もできます。
いよいよ山頂が見えて来ました!

ピラトゥス鉄道は冬の間は運行していませんので、お出掛けの時期にご注意下さいね。

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ピラトゥス山頂にて

ピラトゥス山の最も高い山頂であるトムリスホルン (Tomlishorn) です!標高2132メートル!

スイスって3000メートル、4000メートル級の山がゴロゴロあって感覚がおかしくなりますが、2132メートルはかなりの標高です。

訪れたのは8月の真夏でしたが、下の写真のボクちゃん(息子)のようなウインドブレーカーやジャケット必須の寒さでした。

1890年に建てられた歴史あるホテル・ピラトゥス・クルムです。

1890年って日本は明治時代ですよ!伊藤博文がブイブイいわせてた頃です。

遠くの山には氷河も見えます。

せっかくなので乾杯しました。私はロゼを。オットさん(🇨🇭主人)はシュナップス(Schnaps)という強いお酒入りのコーヒーです。

シュナップスはドイツでも飲まれるアルコールの強い蒸留酒です。私はセントバーナードの樽の中にはこのお酒が入っていると思ってましたが、実際に樽の中に入っているのはラム酒やブランデーだそうです。

(👶🏻ホテル地下の多目的トイレはオムツ替えテーブル完備でした👍🏻)

小さなチャペルが建っています。

イギリスのビクトリア女王もピラトゥス山に登られたそうです。同じ景色を私も見られました❤️

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③ロープウェイで下界へ

山頂からはドラゴンライドという大きなケーブルカーと小さなロープウェイを乗り継いで降りるんですが、このロープウェイは4人乗りでカナリ狭いです!

息子の折り畳むと細長くなる軽量のバギーをワチャワチャしながら押し込んで乗り込みました。

ロープウェイを降りて、バスでルツェルン市街へ戻りました。

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ルツェルン街歩き

ルツェルンは私が訪れたスイスの街の中で、最も美しい街のひとつです。

石畳の通り。古い建物とそこに描かれた壁画。

ルツェルン湖から澄んだ碧い水が勢いよく流れるロイス川

ロイス川に架かる有名なカぺル橋(Kapellbrücke)。

1333年に建てられたヨーロッパで最も古い木造の橋で、1993年に火災でほとんど焼けてしまいました。今は再建され、焼け残ったオリジナルの部分は焦げたまま残されています。

焦げた部分は痛々しい!

そして有名な瀕死のライオン像(Löwendenkmal)。今年も5月6日にバチカン市国でスイス衛兵の宣誓式が行われましたが、1527年の「ローマ劫掠」の際、当時の法王クレメンス7世を守るため殉職したスイス衛兵を祀った像です。

見ていてとても悲しくなる像でした。私はこの傭兵のお話を聞いて胸が苦しくなりました。若い息子を亡くした母親の気持ちはどんなものか…

(🇨🇭スイスでは現在バチカン衛兵以外一切の傭兵が禁止されています。)

💡旅のヒント💡

  • ピラトゥス山頂は夏でも肌寒いので、上着のご用意をお忘れなく。
  • ピラトゥス鉄道は5月〜10月しか運行していません。

今回の旅では、ルツェルンの街歩きはかなり駆け足で済ませてしまいました。この辺りには、乗り物好きな子供(オトナも!)が楽しめそうなスイス交通博物館(Swiss Transport Museum)Musegg wallなど、訪れたい場所があるのでまた絶対に来ます!

ショーウィンドウに映る我々🧏🏻‍♀️👦🏻👤

今回もお付き合いいただきありがとうございました。素敵な1日を❤️ ユキ

See you soon! Yuki

(※2020年夏の情報です。)

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ドイツ在住のユキです。スイス人の彼と息子とのドイツでの暮らしや、実家のあるスイスの情報・旅の記録を綴ります。

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