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子供と一緒❤️スイスの歩き方🇨🇭レーティッシュ鉄道

ハロー!ドイツ・ハンブルク在住のユキです。

(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻‍♀️)

祝・世界新記録!!

ご存じですか!?

先日10月29日、スイスのレーティッシュ鉄道が「世界最長の旅客列車の走行」のギネス世界記録に挑戦し、見事認定されましたー!

私はニュースを聞いた当初、正直

🧏🏻‍♀️「そんなに長く繋げてどうするのよ…?」

と冷ややかだったのですが🙈、実際に走る映像を見て感激❤

山の斜面に連なる線路と列車の絵は、まるでCGみたいですよ。

電車車両を100両繋いだ、全長1910メートルの列車は圧巻です!

(↓こちらが私の見た映像です。)

ちょうど去年の秋頃、我が家はこの区間を旅行していたんです。

早速、この世界新記録のニュースに、

乗っかりますっ!(キリッ✨)

ルガーノ(Lugano)駅

🇨🇭ルガーノ~🇮🇹ティラーノ

我が家はルガーノ(Lugano)のあるティチーノ州に親戚がいるのでよく行くのですが、レーティッシュ鉄道を旅するのはこの時が初めてでした。

ルガーノ。次回はゆっくりと街歩きしたいです。

そういえば、ルガーノって・・・

🧏🏻‍♀️「ロシアのプーチン大統領の愛人が住んでるって噂が昔からあるんですが、私は今まで一度もロシア人らしい人とすら会ったことがありません。

・・・我々には足を踏み込めない、お金持ちゾーンにいらっしゃるんでしょうか??」

話を旅に戻します!

ルガーノからイタリアのティラーノへは走行距離約90キロメートル。

3時間のバスの旅です。

🧏🏻‍♀️「この区間はバスの旅なんですよ!」

バス乗り場をチェックするボクちゃん。

この旅は全行程において車窓からの景色が美しいんですが、このバスから見えるコモ湖(Lago di Como)の景色は夢心地にさせます❤

(写真が無い!痛恨のミス🙈💦)

ジョージ・クルーニーの邸宅をはじめ、センスの良い豪邸が湖畔にたくさんたっています。

途中休憩中。バスと記念写真。

🚌バスは「ベルニナ・バス」と呼ばれ、予約が必要です。

🚌バスの料金はシーズンによって変わります。

🚌バスの中にトイレは無かったように記憶しています。途中15分ほどのトイレ休憩がありました。

ティラーノから列車の旅

ティラーノに到着しました。イタリアですヨ🇮🇹❤️

ここでバスから列車に乗り換えます。

ティラーノ駅には見覚えのある文字で書かれた看板が🇯🇵

こうゆう場所で見る日本語って、ホッコリしますよね。

ティラーノ駅には有名なベルニナ・エクスプレスの車両も停まっていましたが、私たちは同じ路線を走る普通列車で旅しました。

🧏🏻‍♀️「ジモッティーは節約のためほとんどの方がベルニナ・エクスプレスの車両には乗りません。普通列車でも、車窓から見えるのはベルニナ・エクスプレスと同じ景色です!」

※とはいえ超有名観光スポットなので、ハイシーズンは全席座席指定のベルニナ・エクスプレスの方が安全かもしれません。

ティラーノ駅に停車中のベルニナ・エクスプレス。

ティラーノを出発してほどなく再びスイスに入ると、有名なオープンループのブルージオ橋(Kreisviadukt Brusio)が見えてきます。

この橋は単線で、9つのアーチからなる石造りのらせん状の高架橋です。

綺麗な景色の中に突然このオープンループの橋が現れるんです。

列車はかなりスピードが出ているので、撮影したい乗客達が(私もそんな客の一人)列車内でアセる💦アセる💦

大騒ぎでした😂

(↓わちゃわちゃした車内から撮影したブルージオ橋です。)

この橋、けっこう古いんですよ!

1908年竣工ですって。

ちょいちょい崩落が起きているようですが、レーティッシュ鉄道で最も盛り上がる場面の一つ。

これからも現役で頑張って欲しいです!

Le Preseで一泊

私たちは休憩するためにポスキアーヴォ湖(Lago di Poschiavo)に近いレ・プレゼ(Le Prese)で宿をとり、2日に渡って旅をしました。

ずーっとバスと列車に揺られるので、当時3歳のボクちゃん(息子)にはツラくないか?休憩が必要ではないか??と思ったんです。

🧏🏻‍♀️「実際ボクちゃんは元気で機嫌も良く、続行しても問題なかったかもしれません。」

レ・プレゼではレストランとホテルが一緒になった宿をとりました。

ご参考までに、私が宿泊したホテルは「Albergo Lardi Le Prese」です。

山小屋風のかわいらしいホテルの入口は真っ赤なお花でいっぱい。

ホテルに併設されたレストランは半地下にあり、隠れ家のようなアットホームな雰囲気でした。

ホテルの女将さんからチョコレート・エッグをもらいご満悦のボクちゃん。

ホテルのスタッフはとてもフレンドリーで親切❤

朝食は手作りのバターと焼きたてのパンをいただきました。美味しかったです❤️

道路のど真ん中に停車中。
車体に箱根って書いてある🇯🇵

レ・プレゼで面白かったのは、列車がトラムのように車道を走行することです。

列車が停車するのも道路のど真ん中で、駅舎はありません。

絶景の連続

さて、一泊して元気になった我々は旅を続けます🔥

ここからは絶景の連続です!

レ・プレゼの標高がすでに1000メートル程あるんですが、ここからピンカーブを何度も曲がりながら、さらに上へ登っていきます。

(↓列車がどんどん上って氷河が見えてきますよ!)

そして、私たちは標高2092メートルのアルプ・グリュム駅(Alp Grüm)で下車しました。

ここからはハイキングコースがあるので、私たち以外にも下車するお客さんが多かったです。

次の列車が来るまで美しい風景を眺めていました。

ゴーっという音がするのですが、雪解け水の流れる音でしょうか?

私たちが次の列車を待っている間に、線路の反対方向からベルニナ・エクスプレスが駅に到着したんですが、ベルニナ・エクスプレスはアルプ・グリュム駅でしばらく停車するんですね!

お客さんがゾロゾロと下車して、写真撮影大会が始まりました。(笑)

一方で我が家は、ボクちゃんが私とオットさん(🇨🇭主人)の写真を撮ってくれると言うのでお願いしてみました。

ありがとーっ😂

アルプ・グリュム駅からはパリュ氷河(Palü Glacier)が真正面に見えるんですが、スイスのどの氷河を見ても、少し悲しい気持ちになってしまうのは私だけでしょうか…

🧏🏻‍♀️「この美しい氷河は、近い未来に溶けてなくなってしまうのかと考えると、何もできない自分が無力に思えます。」

ベルニナ・エクスプレスが去った後しばらくして、私たちの列車がアルプ・グリュム駅に入ってきました。

やってきた列車がサプライズ!

トロッコ列車の旅

ビアンコ湖(Lago Bianco)

列車の最後尾に、屋根も窓もない、トロッコ車両が連結されていたんです!

これはベルニナ・エクスプレスのパノラマ車両以上の臨場感❤️❤️❤️

もちろん!このトロッコ車両に乗りました!

か、風が…!でも髪の乱れなんて気にしていられない!

🚃この日は快晴でしたが、標高2000メートル以上を窓も屋根もない列車で走行するので、ダウンジャケットのような厚手の防寒着が必須でした。

🚃トロッコ列車は時刻表で確認できます。予約席ではありません。

🚃トロッコ列車は期間限定です。冬の間は走行していません。

(↓トロッコ車両〜途中から普通列車に乗り換え。ラントヴァッサー橋もチラッと映ります。)

この後、ベルニナ線はサンモリッツ(St. Moritz)へ向かうのですが、私たちは自宅に帰るため、途中からクール(Chur)へ向かうアルブラ線に乗り換えました。

途中、有名なラントヴァッサー橋(Landwasserviadukt)も走行しましたよ。

冒頭で触れた世界記録を樹立したのは、今回の私の旅の後半部分、アルブラ線です。

今ブログを書くために改めて調べてみると、この記録達成は高度な鉄道技術だけではなく、運転士をはじめレーティッシュ鉄道のエンジニア達の努力の賜物だったことがわかります。

これまでの世界記録保持国はオーストラリアでした。スイスの曲がりくねった山岳地帯を走るのは、オーストラリアの広大な土地を真っ直ぐ走るのとはレベル違いの難しさです。

🧏🏻‍♀️「そんなに長くしてどうすんの?とか言ってごめんなさい。」

そして、ほぼ全域が世界遺産🇨🇭という見事な絶景✨✨

海外に行きやすくなってきた今日この頃。

スイスの鉄道の旅はいかがですか?🇨🇭

それでは、今回はこの辺で。

お付き合いいただきありがとうございました。素敵な1日を❤️ ユキ

See you soon! Yuki

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ドイツ在住のユキです。スイス人の彼と息子とのドイツでの暮らしや、実家のあるスイスの情報・旅の記録を綴ります。

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