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🇨🇭バーゼルと愛犬バール🐶

ハロー!ドイツ、ハンブルク在住のユキです。

(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻‍♀️)

今回はスイスで一番好きな街、バーゼル(Basel)についてお話します。

バーゼルはご覧のとおり、🇨🇭🇩🇪🇫🇷三国国境があります。

あ、でもチョットマッテ!段取り悪くてすいません🙏🏻

バーゼルの街の話の前に、私の子供時代の話を少しだけ聞いてください。

愛犬バール

私の最初の夢は小学3年生のときに叶いました。

それは犬を飼うことでした❤️

白いピレニアンマウンテンドッグが我が家にやって来て、名前はバールといいました。

私の父が名付けたんですが、バール(Bâle)はバーゼルのフランス語名です。

父は私がまだ幼かったころ、スイスの日本大使館の料理人として首都ベルン(Bern)に住んでいました。そして時々暇を見つけては旅行を楽しんでいました。

そんな旅先のひとつがバーゼルでした。美しい旧市街の街並みや人々の優しさに触れて、父はバーゼルが大好きになりました。

そして我が家の愛犬にもバールと名付けたんです。

子供時代を一緒に過ごした大好きなバールは、私が進学して一人暮らしをしていたときに亡くなりました。普段は感情を表に出さない母が、泣きながら電話で知らせてくれたのを今でも覚えています。

それからもう何年も経ちましたが、今でも雨の日や、ふとした瞬間にバールのことを思い出します。

犬を飼うことに大反対だった母が、結局一番バールのお世話をしてくれました。
バールも母に一番懐いたなぁ❤️

バールに逢いたい

そんなわけで、オットさん(🇨🇭主人)と出会うずっと前から、いつかバールの名前の由来であるバーゼルを訪れることが私の夢でした。

で、この夢も数年前に叶いました❤️

バーゼルの街には当然バールの面影は有りませんでしたが、私も父と同様バーゼルが大好きになりました。

Fondation BEYELER

バーゼルが大好きと言っても、実は私、バーゼルには1日しか滞在していないんです!爆

(🙈キャーッ!浅い!)

日帰り弾丸旅行をしてまでバーゼルに行った目的は、バールの名前の由来の街を見ることと、スイスで最も愛される美術館を訪れることでした。

Fondation BEYELER (←クリックしてサイトにアクセスできます🧏🏻‍♀️)

バイエラー財団はスイスで1番入館者が多い美術館だそうです。

確かに私の周りのスイス人でこの美術館に行ったことがない人はほとんどいません。

ここに展示されている作品たちは、元々は美術商のバイエラー夫妻が所有していた個人コレクションでした。素晴らしいモダンアートの作品を見ることができます。

🧏🏻‍♀️「古典的な肖像画や宗教画には興味のない私にはピッタリです。」

この美術館ではよく企画展が開かれているのですが、このときは私の大好きなモネ(Claude Monet)の展示会が催されていたんです。

Le bassine aux nymphéas by Claude Monet
La Cathédrale de Rouen. Le Portail (effet du matin)
by Claude Mone
Waterloo Bridge by Claude Monet 
私はこの絵の前で感動して泣きましたw

私、アートは全く詳しくありませんが、美しいモノは美しい!

🧏🏻‍♀️「ちなみに、クロード(Claude)は最後まで息子の名前候補に残っていました👦🏻そんだけモネの絵が好き❤️」

もちろん常設展も美術館の建物も素晴らしく、何度でも訪れたい美術館です。

バーゼル市内観光

バイエラー財団で思う存分楽しんだら、もう市内観光する時間なんてありませんでした💦

急いでバーゼル駅に戻らなければいけません。

真っ直ぐに駅に向かうつもりが、極度の方向音痴の私は、街の至る所をさまようことに…

(GoogleMapを見ると、決まって自分がiPhoneを中心にグルグル回り始めるタイプです🧏🏻‍♀️)

でも、方向音痴が幸いして、バーゼル市の観光名所を数件回ることができました。

ライン川です。

●旧市街(Altstadt)

ライン川を渡りきった後に迷い込んだ旧市街。

小雨も降って心細くなってきました。

引き返そうか迷っていると、鐘の音が聞こえてきたので、とりあえず進むことに。

●バーゼル大聖堂(Basel Munster)

目の前に現れた大迫力の大聖堂。建物内にも入れ、展望台もあると後で知りました。

屋根の幾何学?模様が面白かったです。

そのあとは、色んな人に道を聞きながら歩きました。

私が聞くまでもなく「大丈夫?どこに行きたいの?」と声をかけてくださる方までいました🙏🏻

(相当不安な顔をしていたんだと思います😂)

●バーゼル市庁舎(Rathaus)

しばらく行くと突然開けた場所に出て、その目の前に建っていた赤い建物。有名な市庁舎でした。

ちなみに、市庁舎前の開けた場所はマルクト広場(Marktplatz)というバーゼルの中心地です。

(…って後で知りました…)

市庁舎の中に入ると、カラフルな壁画が目をひきます。

そのあとは、また親切なバーゼル市民に助けられて💦なんとか駅に辿り着きました。

実は迷子になっただけではなくて、間違ったトラムに乗ってしまったり、まあ〜大変な1日でしたが、街並みの美しさはもちろんのこと、バーゼルの人の優しいこと!!

父が好きになったのも納得です。

また近いうちに訪れたいバーゼル。まだまだ書き足りない魅力満点の街なので、また別の機会にお話させて下さい❤️

このブログを書くためにバールの写真を久しぶりに見ました。

優しい犬だったなぁ…。今でも愛してます❤️

一時帰国したら、バールのお墓にお花を手向けようと思います。

それでは、今回はこの辺で。

お付き合いいただきありがとうございました。素敵な1日を❤️ ユキ

See you soon! Yuki

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ドイツ在住のユキです。スイス人の彼と息子とのドイツでの暮らしや、実家のあるスイスの情報・旅の記録を綴ります。

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