Switzerland

スイス🇨🇭兵役!

ハロー!ドイツ・ハンブルク在住のユキです。

(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻‍♀️)

皆さん、新年明けましておめでとうございます。

本年も「Pardon My Deutsch」をどうぞよろしくお願い致します。🧏🏻‍♀️

クリスマスのお散歩

…と、新年のご挨拶をしたところですが、段取りの悪い私らしく、クリスマスのお散歩について書いてまいります。

昨年末、息子のボクちゃんが我が家に持ち込んだバイキンによって、私は久しぶりに高熱を出しました。

子供の発熱でパニくったお話はコチラ👇です。

恐怖😱悪寒戦慄

なんとかスイスに帰省し、クリスマスまでには元気になり、実家でできる唯一のアクティビティをすることに。

それは「The 散歩」

スイスの実家はガチ田舎なので、他に何もすることがないのです・・・

ただ「散歩」といっても、日本人の私の感覚からすると立派なトレッキングといった感じです。

森の中は勾配が急だし、途中には自然の渓流もあります。

🧏🏻‍♀️「野生のイノシシと遭遇することもあります!」

病み上がりの私はとにかく温かい恰好で。

👦🏻ボクちゃんはノンナ(おばあちゃん)からクリスマスプレゼントにもらった双眼鏡とコンパスを手に、あたかも探検隊のようないでたちで。w

👤オットさん(🇨🇭主人)にとってこの森は子供の頃からの遊び場なので、ジャケットを羽織り、リンゴをかじりながら。

実家は盆地にあるせいか、冬になると霧が立ち込めます。

このクリスマスの日もすごい濃霧で、私たちは森の中で本当に道に迷ってしまいました。

まさか、ボクちゃんの持ってきたおもちゃのコンパスに頼ることになろうとは!(笑)

👦🏻コッチが北だよ!

コンクリートの物体

結局ボクちゃんのコンパスだけでは自分たちの位置がわからず、Google Maps に助けてもらいました。

自宅の方向に向かって森の中を歩いていると、自然の中に突然コンクリートの巨大な物体が現れました。

🧏🏻‍♀️「これは一体何なの?」

👤「これは冷戦中に作られた訓練のためのシューティング・レンジだよ。」

このクリスマスの散歩に限らず、スイスのいわゆる“観光地ではない”山や自然の中を歩いたり、ドライブしていると、このような冷戦中に作られた射撃場やバンカーの廃墟を目にすることが多々あります。

ドライブの途中に古い橋を見つけたら、橋の足場にいくつか穴が開いてあるかもしれません。その穴の中にダイナマイトを仕掛けて、橋を爆破し、敵軍の侵入を妨害するのが目的でした。

いくつかのトンネルも、今だにトンネル自体を破壊して、国境を閉鎖する仕掛けが残ったままになっています。

そして、スイスは今でも兵役があるんです。

1996年以降、兵役に行かない代わりに社会奉仕を選択することもできるようになりましたが、それ以前は兵役を拒否すると数か月~1年以上の懲役刑でした。

そう、刑務所送りだったんです!

兵役の思い出

私たちがスイスを旅行していると、美しい自然に目を奪われて、この国と軍隊なんて結びつきませんが、日常生活でスイスの男性と話していると「兵役」という言葉が度々出てきます。

(※スイスの兵役、今のところ女性は任意です。)

義父がまだ元気だった頃、若いときの写真を見せてもらいました。その中には兵役中の写真もあり、セピア色の写真には軍のユニフォームを着てほかの仲間と列になって山道を歩いている笑顔の義父が写っていました。義父は懐かしそうに当時の話をしてくれました。

近所に住むオットさんのお友達(とは言え、私の親世代)は冬になると兵役中に支給されたジャケットを着てよくサイクリングしています。

ジャケットの形やボタンのデザインもレトロで可愛いです。

👨🏻‍🦳「コレ、生地が上質で暖かいんだよ。」

別のお友達(この方もシニア世代)とお食事に行ったときも自然と兵役の話になりました。

👴🏻「僕が兵役に行った時代は、毎年3週間も軍に行かなきゃいけなかったんだ。軍用のディーゼルトラックのギアチェンジが難しかった!」

オットさんももちろん兵役を経験済です。

兵役中に知り合った仲間と友達になって、その後別々の道に進んでも、たまにスキーや山登りに一緒に行ったりしています。

初対面の人との会話の中では、出身地が近いとわかると「兵役中はどこ勤務だった?」という感じで話のネタになっています。

年配の方は特に若い頃の思い出となり、そして若い世代の人たちと共通の話題にもなるので、生き生きと兵役の話をされる印象です。

日本人には、というかほとんどの兵役のない国の人からすると、とても不思議な感じだと思います。

ボクちゃんも兵役に行く?

息子のボクちゃんもスイス国籍を持っているので、彼が成人する十数年後にまだスイスに兵役制度が残っていれば、理論上は兵役に行くことになります。

周りの大人が楽しそうに懐かしく兵役の話をするのを聞いて、現在4歳のボクちゃんが

👦🏻「ボクも大きくなったらArmy行きたいー!」

と言い出しました。

私も兵役が大人たちの思い出話のとおり、

故郷から初めて離れて仲間たちと一緒に生活し、

和気藹々と楽しいだけで終わるのならば、

息子をサマーキャンプにでも送り出すような感覚で見送れそう。

で・す・が…

オットさんから当時の話を聞くと、ピストルやライフルの使い方をゼロから教えられるそう。

軍隊ですからね。

あのボクちゃんが、銃の撃ち方なんか覚えちゃうの!?

兵役で支給される銃は、その後自宅に持ち帰ることもできます。2007年の国別の小火器保有数の調査によると、なんとスイスは世界で3番目に多い結果でした。

オットさんは、海外で勤務することが決まった時に銃を返却しなくてはいけなかったので、今では銃を持ってませんが、実家には義弟の銃が保管されています。

🧏🏻‍♀️「その割にスイスでは銃の乱射事件がほとんど無いんですよねー。そして、一方で男性の銃による自殺が多いという悲しい報告もあります。」

兵役は「戦争」が起きることを想定して、戦う準備や練習をしていると思うと、やっぱりイヤな感じがします。

最近ではコロナの国境警備に軍が駆り出されたりもしました。

これからの世界情勢次第で軍隊・兵役の目的や訓練内容、更には義務の有無も変わるかもしれません。

スイス人の子供を持つ母親として、これからも注目していこうと思います。

それでは、今回はこの辺で。

お付き合いいただきありがとうございました。素敵な1日を❤️ ユキ

See you soon! Yuki

🧏🏻‍♀️宜しければお友達にもご紹介ください❤️

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ドイツ在住のユキです。スイス人の彼と息子とのドイツでの暮らしや、実家のあるスイスの情報・旅の記録を綴ります。

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