ドイツ,  海外で子育て,  私事

🇳🇱海外で高齢妊娠・出産した私のお話🇩🇪前編

ハロー!ドイツ・ハンブルク在住のユキです。

(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻‍♀️)

先日は母の日でしたね。息子のボクちゃんが、日本語補習校で母の日のカードを作ってきてくれました。

ボクちゃんはまだ字が書けないので、先生が書いてくださりました。

カードのポケットには別のカードが入っていて、肩たたき10回券でした!

回数も強さも増し増しの殴打😂

ありがたくいただきました。

上の丸いものは私の顔だそうです。
ヤダ、私の頬っぺたが好きなんだ😍
なんて真にウケるBBAです。

ボクちゃんのお陰で、私はママになれました。

今回は私自身の高齢妊娠の経験について書こうと思います。

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40歳で妊娠発覚 in オランダ

私はオットさん(🇨🇭主人)と知り合ったとき、すでに30代後半でした。

比較的短い交際期間を経て、40歳のときに彼の仕事で滞在していたオランダのハーグ(Den Haag )で結婚しました。

結婚前に私たちは式の話しをしながら、並行して子どもについて話し合い、お互い若くないので半年自然妊娠しなかったら、すぐに不妊治療の専門家に相談しようと決めました。

そして、私はオットさんには言わなかったけれど、すっごく色んなことを考えていました。

  • もし子どもを授からなかったら、誰も責めちゃいけない。私は自分の意思で自由に生きてきたんだ。
  • もっと若い頃から真剣に将来設計できたのに、無計画に生きてたのは私。
  • パートナーとして素敵な人はいたのに、友人の忠告も聞かずにダメンズと付き合って時間を無駄にしたのは私。(←コレな!痛恨のミス!)

色々考えたのは、やっぱり年齢的に妊娠できるか不安だったからだと思います。

早速、結婚式の少し前のサイクルで排卵検査薬の結果に従ってトライしました。

で、結婚式のときには既に妊娠していました。

コレ☝🏻(1発)で🤰🏻コレですわ。w

妊活されている方から、特別何かしたのか聞かれるんですが、特に何もしていないんです。

というか、スグ出来ちゃったので、何をする間も無かったです。

ただ、何もしてないけれど、忙しい東京の生活から美しいヨーロッパに来て、さらに無職になった開放感は精神面にプラスのインパクトがあったかと思います。

当時オットさんの職場のあったオランダのライデン(Leiden)にて。

妊娠が発覚した頃には、オットさんの今のドイツでのお仕事が決まっていたので、結婚式やらそれに関わる書類仕事、荷造り、お引越し …とバタバタでした。

忙しい最中でも絶対にやっておきたかったのが、心拍確認でした。

オットさんは超心配性なので子宮外妊娠を心配していましたが、私は自分の中に別の命の心拍があることに興味津々でした。

この時期の赤ちゃんはまだ胎嚢って呼ばれるんですね。

小さな小さな粒の中にある、さらに小さな心臓が、一丁前にモーレツなスピードでビートを打っていて、なんとも愛おしく感動したと同時に、なんだかコミカルで面白かったのをよく覚えてます😆

Den Haag。ボクちゃんがもう少し大きくなったら
連れて行きたいです。

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高齢妊婦、ドイツ参上

全て問題無しと確認し、2017年のクリスマス前にオランダから一旦スイスへ移り、2018年にドイツのハンブルクへ引っ越しました。

妊娠中は高齢でもそうでなくても違いはないと思うんですが、なるべく身体を動かすように、尚且つ赤ちゃんに負担がないように気をつけました。

●マタニティ・ヨガ

先ず最初に始めたのはマタニティ・ヨガです。

ハンブルクにある Peace Out Yoga というヨガスタジオに週1回通っていました。

ドイツ語でのコースでしたが、インストラクターもほかのママ達も皆英語が上手で、重要な点は英語にスイッチして下さいました🙏🏻

※今現在はマタニティ向けのクラスはないようです。

●マタニティ・アクアビクス

ヨガのクラスで仲良くなったママに誘われて参加したのがマタニティ・アクアビクス。このクラスもドイツ語のみ。

今振り返ると「ドイツ語もわからないのに、自分、よくやった!」と思いますが、当時は必死だったんです!

お友達と。腹の下からの図。
上からの図。

●とにかくたくさん歩く。たくさん水を飲む。

産婦人科でよく言われたのが「たくさん歩くこと。水をたくさん飲むこと。」でした。

ドイツは若い頃に南部を訪れたことがありましたが、北ドイツは初めてだったこともあり、ハンブルク周辺を週末ごとにオットさんとエクササイズを兼ねてたくさん散策しました。

そして、日本から遊びに来てくれた大親友とベルリンに足を伸ばしたり。

楽しくて全く苦にならなかったのが、継続できた秘訣かもしれません。

晴れの日も、雪の日も。
ひたすら歩きました。
カフェ巡り。モチベーションアップに良き。

妊娠中、当たり前ですがアルコールは完全に断ちましたが、コーヒーは普通にいただいていました。

リューネブルク(Lüneburg)にて。
アルテスランド(Altes Land)では腹の上に
ノンアルビールを乗せて一休みできることを学んだ。

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●両親学級 Childbirth Class

身体の準備とは別に、オットさんと共に出産と乳児について学ぶために、2日に渡って両親学級へ参加しました。

さすがハンブルク、海外からの駐在員が多いこともあり英語でのクラスがありました。
ドイツでの妊娠出産は日本の先輩ママ達から聞いていた話と違うことが多くて、受講できて本当に良かったです。

ヨガスタジオのような場所で、皆んな床に座って和気あいあいでした。

自分の体から出るホルモンが出産前後にどう働くのか(コレは神秘的でスゴイと感動!)

パートナーはどうやってマッサージすれば陣痛を和らげられるか

赤ちゃんのオムツ替えやお風呂の入れ方まで終始リラックスした雰囲気で勉強してきました。

1人のパパがボランティアで妊婦役。
痛みを和らげるマッサージのレクチャー。


海外での出産は戸惑うことも多いけど、同じ境遇のカップル達と話すことも興味深かったしなんだか心強かったです💐
そして私の参加費用ですが、2日とも保険でカバーされました。ドイツのシステムに感謝!🙏🏻

(※加入する保険によって異なるかもしれません。)

ほとんど誰も(私も!)オムツ替えすらしたことがない状態です。
すぐに小腹が空く妊娠たちの為に、スナックが準備されていました。

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●水道水チェック!

ドイツの家は日本の家と違ってカナリ古いものが多いです。例えば、私たちの住むアパートは第一次世界大戦頃に建てられたものです。

水道管もそれだけ古い可能性があるということ。

古いだけならいいのですが、赤ちゃん(我々大人も)が摂取して危険な物質が古い水道管から出ているかもしれません。

私はお腹がカナリ大きくなった頃にこの情報を得たのですが、妊婦のいる家庭はハンブルク水道局に水道水の水質検査を無料でお願いすることができるんです。

私は2人のお腹のまん丸のプレママと共にハンブルク水道局へ行ってきました。私たち三人のお腹が明らかに大きくて、水道局の方もすぐに察して対応して下さいました。

検査は自宅の水道から水のサンプルを取って水道局に持参するだけで、簡単です。

我が家は問題ナシでしたが、同行した妊婦の1人のお宅からは危険値の鉛が検出されました😱検査して良かった!

(※水道管の管理は通常大家さんの責任なので、持家でない限り大家さんに対応を依頼するんだそうですよ。)

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アララ!書きたいことが多すぎてまとまりません!

ど素人です。ご理解くださいませ🙏🏻

前編・中編・後編に分けて書きますので、前編はこの辺で失礼します。

中編では、妊娠中の嬉しかった出来事について、後編では産婦人科での診察や病院での出産について書く予定です。

お付き合いいただきありがとうございました。素敵な1日を❤️ ユキ

See you soon! Yuki

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ドイツ在住のユキです。スイス人の彼と息子とのドイツでの暮らしや、実家のあるスイスの情報・旅の記録を綴ります。

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