
ドイツの日常🇩🇪ホメオパシーは効く?
ハロー!ドイツ・ハンブルク在住のユキです。
(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻♀️)
ドイツ生まれのホメオパシー
皆さんはホメオパシーって信じますか?
私はそもそも「homeopathy」という言葉すらドイツに来るまで知りませんでした🙊
最初に知ったのは、息子のボクちゃんがまだ赤ちゃん👶🏻だった頃です。
ボクちゃんのコリック(黄昏泣き?)が酷い時期があったんです。
赤ちゃんは喋れないので、泣いていた本当の理由はわからないのですが、当時相談した小児科のドクター曰く、その時期の赤ちゃんのコリックの1番の原因はお腹に溜まるガスとのこと。
ガスが溜まって、お腹が痛むの?気持ち悪いの?
もう、とにかくかわいそうで…🙈
なんとかしてあげたくて、ハーブティー、自転車漕ぎ、コリック対応のミルク等など…色々試していました。
ある日、赤ちゃん向けマッサージ師の元へボクちゃんを連れて行った時に、マッサージのついでに
👱🏻「コレも是非試してみて。」
と渡されたのが「レメディ」と呼ばれるホメオパシーの「お薬」でした。
レメディとは、植物、動物組織、鉱物などを水で100倍希釈して振盪する作業を10〜30回程度繰り返して作った水を、砂糖玉に浸み込ませたものです。(日本医学会の説明)
🧏🏻♀️えーっと、ニホンゴガワカラナイ・・・ 💦
私だけですか??(笑)
希釈(キシャク)とは、「あるもの」に「何らかのもの(一般的に“水”)」を加えることで、純度を下げたり薄めること。
振盪(シントウ)とは、激しく振り動かすことだそうです。
なんだか難しく聞こえますが、要するにただの砂糖の粒です。
レメディを口に入れるととても甘い。
🧏🏻♀️「… だって、ただのお砂糖の粒だからw」
私はこの手の民間療法のような治療法は一切信じないのですが、ドイツやスイスでは信じている人がとても多いんですよ!
しかも、医療関係者にホメオパシー愛用者が多くてビックリします。
スイスの義母も元医療従事者で、ホメオパシー愛用者のひとりです。

プラシーボ効果
ホメオパシーのレメディは、Apotheke と呼ばれる薬局(ドラッグストアではなく、薬剤師さんがカウンターで売っている薬局)でも買えます。
下の写真は少し前に、私と息子が夜中に咳き込んでしまったとき、オットさん(🇨🇭主人)が薬局で買ってきたレメディです。

🧏🏻♀️「中身は同じ、砂糖の粒よ。」
皆さんが気になるのは、このレメディが本当に効くのか否か!?ですよね。
ズバリ!
私には全く効きません。
ただの砂糖の粒ですから(←何回目?)
ホメオパシーには保険適用されませんし(※)いくつかの調査でホメオパシーの効果はプラシーボ効果(偽薬効果)だと結論付けられています。
(※: 適用するプライベートの保険はあるかもしれないですが、ドイツでもスイスでも私は聞いたことがありません。)
それでも頑なに信じるドイツ人やスイス人は多いんです。西洋医学の強いケミカルのお薬と比べて、副作用のない自然治癒というのが根強い人気の源なのでしょうが、お砂糖の粒で副作用が無いのは当たり前ですよね…

「ホメオパシー」の文字が書かれています。
信じて救われてみる?
ホメオパシーを過信しすぎて、正しい医療行為がなされないのは大問題ですが、お薬を飲めない妊婦さんや、赤ちゃん〜幼児など、重い病気でなければ、まずレメディを試すというのは全然良いと思います。
🧏🏻♀️「プラシーボ効果を期待して❤️」
ホメオパシーって、コリックと咳止めだけではなく、乗り物酔いや睡眠障害やパニック障害など、多岐にわたる問題に対応しているんです!
ケミカルなお薬の前に「信じる者は救われる」「効いたらラッキー❤️」くらいの軽い気持ちで試してみるというのもアリかもしれません。

もし、ホメオパシーで劇的に健康が回復したという方がいらしたら、是非お話を聞いてみたいので、コメント又はメッセージをお待ちしてます🧏🏻♀️❤️
それでは、今回はこの辺で。
お付き合いいただきありがとうございました。素敵な1日を❤️ ユキ
See you soon! Yuki

🧏🏻♀️宜しければお友達にもご紹介ください❤️

