海外で子育て

子供という哲学者

ハロー!ドイツ・ハンブルク在住のユキです。

(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻‍♀️)

子供の寝かしつけのとき、どんなお話をしますか?

絵本を読み聞かせますか?

今日の出来事についてお話しますか?

我が家の3歳児ボクちゃんは、私の横で一緒に寝るのですが、ベッドに来る前にたいていオットさん(🇨🇭主人)からドイツ語の絵本を読んでもらいます。

たまにボクちゃんが日本語の絵本をムチャ振りして、オットさんがカミカミになりながら読んでいることもあります😂

そしてベッドに来ると、眠りにつくまで私とお話をするんですが、コレがなかなか面白くて。

今日はボクちゃんとのお喋りについて書こうと思います。

写真は週末にアルスターの上流を散歩してた時のものです。

誕生について

私がボクちゃんの赤ちゃん時代のお話をすると、とても興味深そうに聞きます。

繰返し聞きたがるのは、ズバリ、自分の誕生のお話です。

予定日から10日前の朝に出血し、アドバイスを求めるために病院に電話したところ、急遽救急車で搬送になったのです。それから24時間の陣痛に耐え、でもなかなか生まれず、いよいよ帝王切開になる前の最後のイキミで生まれてきました!!

… って話は、ボクちゃんにはどーでも良くて😂

彼が知りたいのは一つだけ。

👦🏻「救急車の中に僕はいたの?いなかったの?」

私が何度も「ボクちゃんはママのお腹の中にいたよ」と言ってもピンとこないんですね。

👦🏻「じゃあ、いなかったの?」

となります。

私にとっては、ボクちゃんがまだ数ミリの細胞の集まりの頃から「存在していた」んですけどね。

老い・死について

ボクちゃんがまだ一歳半の頃、溺愛してくれていた義父が亡くなりました。

葬儀の長い時間、ボクちゃんはじっとおとなしく義父の遺影を見つめていました。

これに似たお話を他の父兄の方からも聞きましたが、赤ちゃんって不思議ですよねー。

そういう訳で、人が老いて死ぬことはボクちゃんなりに理解していると思っていたのですが、ある晩ベッドの中で

👦🏻「ママ、ママはお婆ちゃんにならないで。」

🧏🏻‍♀️「ひとは皆んな赤ちゃんから子どもになって、おとなになって、歳をとるよね。」

👦🏻「うん。ボクもベイビーだった。今はユンゲ(ドイツ語で少年)。」

🧏🏻‍♀️「ママはおとなだから、次はお婆ちゃんになるよ。」

👦🏻「いやだ。ママが死ぬのはイヤだ。」

泣きそうな表情で言ってくるので、その場は「わかったよ」と返事しました。私もこのまま見守ることができたらいいのに、と思います。(アア、泣きそう😢)

ゆっくりと息子が理解するのを見守ろうと思います。

カニ🦀の夢

私たちが、こんな難解な深い会話ばっかりしているのか?

とんでもありません。

こんなアホな会話もあります。

🧏🏻‍♀️「ボクちゃん、昨日の夜、寝ながら大笑いしてたよ。どんな夢を見てたの?」

👦🏻「💡ああ!Naughty crab が僕のポポ(お尻)で何かしてたの!

だから僕、 naughty crabを手で捕まえて、こんな😡顔をして「オイ!」って言ったの。

そしたら「I’m sorry!!」だって!アハハハハ!」

思い出し笑いしながら話すので、コチラはナンジャソリャ?🤷🏻‍♀️でしたが、こんな内容でした。

この寝る前のお喋りタイム、私も息子も落ち着いて穏やかに会話を楽しめる貴重な時間です。

息子の日本語の上達もわかります。

きっと、この先長くは続かないので、期間限定のお喋りタイムをこれからも続く限り楽しもうと思います。

それでは、今回はこの辺で。

お付き合いいただきありがとうございました。素敵な1日を❤️ ユキ

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ドイツ在住のユキです。スイス人の彼と息子とのドイツでの暮らしや、実家のあるスイスの情報・旅の記録を綴ります。

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